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臨床心理学
英国でPSSD(SSRIなどの服用中止後も続く性機能の問題)を経験する成人10人に半構造化インタビューを行い、その体験を解釈的現象学的分析で調べた研究。参加者は、医療者から十分な説明を受けなかったことや訴えを否定・軽視されたことによる不信感、感情や自己同一性の変化、恋愛・家族・友人関係や将来への喪失感を語った。一方で、本人の経験を認めて話を聴く専門家、心理療法、日課や運動、PSSD当事者コミュニティからの支援が助けになる場合も示された。
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教育・学習心理学
250人の1年次医学部生を対象に、生理学のチーム基盤型学習(TBL)で、通常形式とゲーム要素を加えたグループ準備確認テスト(GRAT)を比較した。個人準備確認テスト(IRAT)と応用演習(AE)の絶対的な成績には、形式間で有意差がみられなかった。一方、内分泌学では、通常形式でIRATからAEへの成績低下が有意であったのに対し、ゲーミフィケーション形式では低下が有意ではなかった。ただし、この学習軌跡の差は探索的で小さく、ゲーミフィケーションが学習成績を改善したと確定するものではない。学生の反応は概ね肯定的で、エンゲージメントやチームワークが評価された一方、時間的プレッシャーをストレスと感じる回答もあった。
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社会心理学
日本語版ソーシャル・エンパシー・インデックス(SEI-J)が、日本人医学生の社会的共感を測定する尺度としてどの程度妥当で信頼できるかを検証した研究。230人の回答を分析した結果、元の7因子構造は完全には再現されなかったものの、社会的共感が複数の関連領域から成るという構造はおおむね支持された。下位尺度のMcDonaldのω係数は0.75~0.91で、内的一貫性は許容範囲から高水準だった。女性、ボランティア経験者、留学経験者、芸術・文学への関心が高い学生、人志向の診療科を希望する学生、社会的決定要因への自己評価上の理解が高い学生で、SEI-J得点が高かった。ただし横断研究であり、これらの要因が社会的共感を高める因果関係を示すものではない。