非難からつながりへ:サハラ以南アフリカにおける不妊関連スティグマに対処する社会・行動変容戦略
本解説論文は、サハラ以南アフリカで見過ごされがちな不妊関連スティグマについて、既存のエビデンスを統合して検討した。スティグマは個人の態度だけでなく、社会規範や社会構造に根ざした多層的な問題であり、個人やカップルが性的・生殖に関する権利を行使することを妨げうると論じている。そのうえで、社会関係の再形成、規範の変化、個人・カップルのエンパワーメントを目指す社会・行動変容アプローチの枠組みを示している。
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本解説論文は、サハラ以南アフリカで見過ごされがちな不妊関連スティグマについて、既存のエビデンスを統合して検討した。スティグマは個人の態度だけでなく、社会規範や社会構造に根ざした多層的な問題であり、個人やカップルが性的・生殖に関する権利を行使することを妨げうると論じている。そのうえで、社会関係の再形成、規範の変化、個人・カップルのエンパワーメントを目指す社会・行動変容アプローチの枠組みを示している。
生殖補助医療が不成功に終わった女性66人を対象に、EX-PLISSITモデルまたはBETTERモデルによる個別の性カウンセリングを行った。両群とも介入後に性機能が改善し、性欲、性的満足度、性的興奮、腟潤滑の得点は介入前より高く、痛みの得点は低くなった。抄録で示された結果では、介入前の両群間に性機能の差はなかった。
不妊患者205人を対象とした後ろ向き研究で、社会的回避・苦痛(SAD)に関連する要因を分析した。年齢と不妊スティグマはSADとのリスク関連を示し、自尊感情、CD-RISC得点、社会関係の質は保護的な関連を示した。ただし、各指標の識別能力は中程度にとどまり、観察研究であるため因果関係は示されていない。