医療従事者の職場暴力経験とうつ・不安の関連――知覚された仕事のストレスの媒介効果
中国・西安市の医療従事者39,773人を対象とした横断研究。46.18%が職場暴力を経験しており、経験者は未経験者と比べて、うつのオッズが3.79倍、不安のオッズが3.81倍高かった。知覚された仕事のストレスは、職場暴力とうつの関連の18.90%、不安の関連の15.63%を媒介していた。ただし横断研究であるため、職場暴力がうつや不安を引き起こすという因果関係や時間的順序は確認できない。
海外の研究論文を中心に、 研究方法・結果・限界を日本語で分かりやすく整理しています。
中国・西安市の医療従事者39,773人を対象とした横断研究。46.18%が職場暴力を経験しており、経験者は未経験者と比べて、うつのオッズが3.79倍、不安のオッズが3.81倍高かった。知覚された仕事のストレスは、職場暴力とうつの関連の18.90%、不安の関連の15.63%を媒介していた。ただし横断研究であるため、職場暴力がうつや不安を引き起こすという因果関係や時間的順序は確認できない。
出産への恐怖が強い女性を対象に、妊娠中から出産後まで同じ助産師と関わる継続的ケアについての考えと、分断された標準的な産科ケアの経験を調査した質的研究。女性たちは、よく知る助産師との信頼関係が安心感や指針をもたらし、出産への恐怖を軽減し得ると考えていた。一方、担当者や関わりが分断されたケアは不確実でストレスが多く、感情的苦痛につながるものとして認識されていた。
HIV治癒関連研究で分析的治療中断(ATI)を経験した17人を対象に、健康関連QOL(HRQOL)が時間とともにどのように変化するかを調べた。HRQOLは研究期間中に有意に改善した一方、開始時点で抑うつ症状や不安が高い人ほどHRQOLが低かった。また、レジリエンスが高い人ほど、時間経過に伴うHRQOLの改善が大きかった。